エルデンリング、GOTYノミネート受賞おめでとう!
ノミネートが報じられる少し前にクリアしてこれを書き始めたんだけど、2周目が忙しくて書き終わるの時間かかった〜。
2周目、敵強化ゆーてそんなでもないっしょwと無強化打刀で始めたらツリガ先輩に普通に苦戦して草ァ…。
夏のRiJで視聴したのをきっかけにプレイしてみたくなり、毎日ちまちま進めて無事クリアしました。
トータル130時間。1周目はのんびりやって100時間くらいじゃない?と言われて始めたらかなりオーバーしちゃった。このうちたぶん10時間くらいは道に迷ってたんですけど。
実際にプレイしてみてゲームとして優れていると感じたところは、おそらく多くのプレイヤーさんたちが褒めているであろう部分と同じだと思うので割愛。なので、1周目プレイ後の個人的な覚え書き、好き嫌い、要望などなどをざっくり置いておきます。(ソロ専なのでマルチ周りには触れません)
最終強化した武器
・猟犬の長牙(序盤〜終盤)
見た目とモーションがかっこ良くて一番お気に入り。堅いやつ以外にはだいたいこれ振ってた。最後まで使えるような武器が最序盤で手に入るのすごいな。
・モーゴットの呪剣(中盤〜終盤)
推しの形見なので長牙と二刀流で使ってた。ガソリンぶちまけたみたいな禍々しい見た目すき。右に装備すると肩に担いじゃうのが解釈違いなのと、戦技が使いづらいので左手に。
・グレートスターズ(適宜)
坑道の敵とか石っぽい敵とか硬いやつ用。獅子切りつけてぶん殴るの楽しすぎる。無骨な見た目もお気に入り。
・グランサクスの雷(適宜)
戦技のモーションとエフェクトがあまりにもかっこ良すぎる武器。対ドラゴンと、めんどくさいやつを遠くから一方的に倒したいとき用。
・滑車の弩(適宜)
リロードのモーションがかっこいいので採用。状態異常を入れたいときに、グランサクスと併用してた。これを使うとクラフト素材がもりもり減る。
・ホスローの花弁(適宜)
人型とか犬とかすばしっこいやつ用。狭い場所でも振りやすいので、ダンジョンによく持って行ってた。軽くて気軽に二刀できるのもありがたい。
武器は「敵から鹵獲しました」とか「その辺で拾いました」みたいなデザインのが好き。モーションが好きかつ使いやすかったのは大曲刀。あとは遠距離系の武器や戦技をあまり使わなかったので、それも色々試してみようかな。
お気に入り装備
・牛さんの角
序盤は重量オーバーで服を着られなかったので、パンイチに牛の角を着けて走り回ってた。
・指痕(胴)
胴装備の中で一番好き。マントが絶妙にボロいのがカッコいい。
・セルブスのズボン
中盤以降はずっとこれ履いてた。色とシルエットがシンプルで、他の部位と合わせやすくて好き。重い武器持つときは上裸。
・忌み鬼のマント
推しの服だからよく着てた。もちろんマント以外は全部脱ぐんやで。
・ラダゴンの爛れ刻印
これ外すタイミングがよく分からなくて未だに付けてる。
軽ロリマンゆえ鎧が着られず、2周目の現在も虜囚の服とか着てる。ボロい服好き。
お世話になった戦灰
喪色の武器ばかり使ってたので戦灰あまり使えなかった。唯一グレスタは付け外ししてて、「獅子切り」「落雷」「聖なる刃」あたりは使ったかな。
普段使いで獅子切り、英雄のガーゴイルに落雷、死の鳥系の敵に聖なる刃。
お供にした遺灰
精神無振りのため、せっかく苦労して手に入れたネームド遺灰がほぼ召喚できなくて悲しかった…。使ったのはディーネ、ラティナ、写し身。マレニア戦が苦手で、タゲを取り続けてもらうために「写し身に生肉団子を持たせる」という悪魔の所業でなんとか勝った。ご、ごめん…。
ロケーション・ダンジョン
思い返すとそれぞれに思い出があって、「これが一番!」みたいなのはないんだけど、風景が好きなのはリエーニエ、走ってて楽しかったのはアルター高原。ローデイルは行けるとこ多すぎ!からの忌み捨てからの根の底…、どこまで続くのこれ!?と、かなり長い時間ウロウロしてた。クリア後にみんなの感想見てたら忌み捨てとか腐れ湖とか評判悪くて意外(わたしはこの2つ楽しかったので)。地下墓坑道系は似たようなマップが多かった印象。洞窟系はわりと個性的なとこが多くて面白かった。
嫌いなのは辺境の英雄墓で、ずっと発狂しながら進んだ思い出。でもここがストレスMAXだったかな〜。アウレーザとかゲルミアはゲームに慣れてきた頃に行ったのでそこまで苦労しなかったかも。
レガシーダンジョンは全部好き。雪山マップどちらか削って、もう一つレガシー入れて欲しかったわ…。
印象に残った敵・ボス
ストーリーボスはみんなほどよい難易度でだいたい楽しめた。特にマリケス以降のボス戦。エルけもさんは、だだっ広いマップなのと最後の最後だから一番の相棒であるトレントさんに乗れたら良かったのにね。
苦戦したのはマルギット先生、マカール、英雄のガーゴイル、二アール、マレニア。実はエルデンリング少し触ったら遊ばなくなりそうと思いながら始めたんだけど、マルギット先生に苦戦しまくり顔真っ赤にして2時間張り付いたことによって操作を覚えてハマった、という経緯なので先生にはほんと感謝しかない。好きなボスとか動きを覚えたいボスとかは何度も戦いたいのでいつでもボスと戦えるモードほしい〜。周回しろって話なんだが、道中の手間がね。。。
嫌いなのはインプと王族の幽鬼〜〜〜…。インプは後ろにシュババ〜ッと下がるのがうざいのと、幽鬼はずっと俺のターンしてきて強いし声が怖いからやだ。見た目で嫌われてる(?)ナメクジとかミミズ顔とかユビムシは見慣れると動きが可愛いくて好き。可愛いよ?
好きなキャラクター
始めたての頃は「とにかくこいつらやっつけて大ルーンとやらを集めて王様になればいいんでしょ!?」くらいの相手だったデミゴッド。しかしフレーバーテキストやNPCの会話から徐々に明かされるエモさ爆発のエピソードにしっかり脳を焼かれ、みんな好きになった。
特に好きなのは忌み双子とライカード。モーゴットさん、追憶のテキスト読んだら切なすぎて悶えた…。剣に"呪い"を封じ込めてるあたり自分の生まれに思うところもたくさんあっただろうに。とても誇り高い生き方を選んだんだな…と思うと同時に、自身を拒絶した存在に縋りつくのが被虐待児っぽくて妙に生々しくて辛い。巨人の釜への道を禁域として封じていることから、真にエルデの王になるためには黄金樹を燃やさなければならないことは知っていた。でも、自分にはそれができない。できないというかたぶんしたくない。"進むことも戻ることも選ばないことを選んだ"のがモーゴットさんなのかなと。倒されたときの恨み言は、褪せ人に対する恨み言というより自嘲っぽく感じた。
そしてモーゴットさんがデミゴッドたちの名前を呼ぶときモーグ様だけスルーするのアツい。立場的には対立してるはずなのにね。そんな兄が一途に自分の役割を全うしようとしている一方、故郷を捨てて好き勝手やってるモーグ様、""弟""で好き。性癖以外のすべてがかっこいいモーグ様。
モーゴットさんは普通に見た目も超好みなんですけど…あんなかっこいい角と尾を穢れてるとかいう価値観どうかしてるよ(黄金律アンチ並感)。マジメな話、角とか尻尾とかって所謂「坩堝の諸相」ってやつだよね?そもそも坩堝の騎士がゴッドフレイの従者だったことから、古い時代ではただの"先祖返り"くらいに受け止められてたはずなのになぜ…。これはラダゴンの仕業と見たね。あとモーゴットさんの「初心者狩り用サブ垢」ことマルギット先生。散り際に「てめぇツラ覚えたからな。夜道に気をつけやがれ」みたいなこと言ってたから夜にばったり会えたりするのかな!?ってめっちゃワクワクして待ってたのに来てくれなくてぴえんだった。子分の夜騎兵くんはいっぱいいたけどさぁ。
ライカードさんは蛇堕ちする前は高潔な人格だったっぽくて。「黄金樹が、神が我らを愚弄するならば、背律の冒涜を犯してでも、尊厳の反旗を翻す」……尊厳の反旗を翻す…いやーめっちゃかっこいい。人生で一度は言ってみたい。言う機会なさすぎる。実際、狭間の地ではすべてが大いなる意志の掌の上であり、そこに生命に対する敬意はあったかと聞かれると甚だ疑問。奪われる側になったデミゴッドからすればなおさらだろう。そこで納得のいかない現実にきちんと対立する決意をしたライカードさん、""漢""である。しかし火山館の陰惨な光景が物語っているように、その冒涜に自分が呑まれてしまったことが皮肉で物悲しくて好き。倒された後も全然諦めてないの好き。そういえばラーヤ関連でタニスがくれる忘れ薬みたいなやつ、元々はライカードがタニスに贈ったものだと聞いたんだけどマジ?タニスはこれ飲まなかったんだよなぁ。飲まなかった理由を考えるとまた感慨深くなる。
デミゴッド、部下に慕われてた(慕われてる)んだなぁ〜って描写が所々に見受けられるのも良い。大ルーンの奪い合いさえ起こらなければ……いや、力に狂ったと言われてるけどいうほど力に狂ってるやついた…か…?自分から侵攻したと思われるマレニアと、コンプおじさんゴドリックと…別方向に狂ったライカードくらいじゃない?
エンディング
エンディングはフィアのルーンを使用。最初は狂い火を拝領したのでこのまま狂い火の王になって世界を焼きつくしてやる!!モーゴットさんを苦しめた黄金律なんてぶっ壊してやる〜〜〜…と意気込んでいた。が、ふと「メリメリを生存させたまま通常?エンドに行ったらどうなるんだろう?」と気になって、マレニアとプラキドサクスを倒してる(=針が使える)しちょうどいいやと思い急遽変更。特にメリメリからのリアクションはなくわたし涙目。これで2周目では心置きなく世界焼けますわ。ちなみにフィアのルーンを使った理由は、フィアが好きだしあの想いを成就させてあげたかったから。
火の釜に行った時点でメリメリが消えてしまうのは事前に聞いていたので、その前に三本指さんに会いました。シャブリリさんの言う「誰かを犠牲にして何かを為したとして、それで辿り着いたものに価値はあるのか?」みたいな問いと、自身を火種にするというメリナ自身の意志を尊重してあげたかったのと、いやでもそれって選ばざるを得ないから選んでるだけでは?という葛藤がかなりあって迷った…。メリナの決意にいまいち納得いかないのは、彼女のバックボーンがほぼ描かれてないからか。ここが分かって納得がいけば、お別れが辛くてもメリナが燃えるのを見届けられるんだけどな〜。今の段階では燃やしたくないですね。というわけで次も狂い火をもらいます。べつに、みんなの頑張りを踏みにじりたいわけじゃないよ。歪んだルールで破滅寸前の世界をリセットしてあげるだけ。みんなでなかよく燃えちゃおう。
というわけで現在2周目、ローデイル付近をウロウロしているところです。
知ってる場所ばかりだしサクサクいくでしょ!と思いきや、細かいところまでじっくり見て回っているので1周目のときより時間かかってる説。
モーグ様のお家も2周目で気づいたし…
武器は新しく打刀・ゴッドフレイの斧・宿将の軍旗・ヴァイクの槍・マリカの槌・死かき棒を気分に合わせて振ってる。まだ使ったことない武器カテゴリからも何本か導入予定。
メインストーリーは分かったけど地下世界と地上の文化との繋がりや、黄金樹以前の歴史、外なる神関連、細かい各勢力図などなど点と点が線で繋げられていない部分がたくさんあるので、探索やテキスト消化で理解を深めていきたいわね。
来年はまだやったことないフロム作品も遊びたいな〜っつーことでフロムファンの人におすすめを聞いてみたら「システムが合ってそうなのはSEKIRO、世界感が好きそうなのはブラボ、おすすめはダクソ3」と言われました。
どれだよ。
おわり。
おまけ
こちら自キャラの『ossan』。特技は高い所から落下死すること。バキバキの背筋が素敵なのでよく上裸にさせられている。1周目クリアして王様になったら名前を考えてあげよーと思ってたんですが、しっくりくるのが思いつかず未だ名もなきossanです。響きが可愛いからこのままでいっか〜。
おわり。