rapture

好きなものについて書きなぐったメモおきば

ねんどろいど仗助くんが届いたよ!の巻

きた!ねんどろいど!仗助が!!!

グレートですよこいつはァ!


まだこれ→【ジョジョ4部】グレートにかっこいい東方仗助を語りたい。(前編)も語り終わってないんですが先に届いちゃったので!こっちを先に!やります!!!

 

 

 

というわけでまず開封の儀をおさめた場面やパーツごとの写真を…と思いきや楽しみにしすぎていたせいかあっという間に開けちゃったので撮るの忘れた。へへぇッ…。


顔パーツ3種、カバン持つ手やクシ・宝くじのパーツも入っていて…

色んなポーズができます!(雑)

 

 

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仗助といえばこのジョジョ立ち

つり上げ太眉と色っぽい目つきがちゃんと再現されてて…すごく…ペリッシモ!!!!!

 

 

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髪を整えようとしたけど手が届かないのがベリベリベリベリベリーーーキューーーーーーーート。

↑と同じ顔パーツですが、俯瞰で見るとまた印象が変わりますね。

小物持つための手パーツもちゃんと入ってます。

 

 

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何買おうかな〜

まず カッチョイイ イタリア製のクツだろー

それからシルエットのセクシーな ジャン・フランコ・フェレの「スーツ」を買って以下略

わ、わたしが買ってあげますけど!!!???

顔パーツ2つ目。ヘラヘラしてて可愛いです。

 

 

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ドラララララララララララ〜ッッッ!

顔パーツ3種め。エフェクトパーツも入ってました。

(真ん中は「みにっしも」シリーズのクレDくん)

 

 

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最後の「バーン」を再現しようとしたんですが腰の可動域は少なめ。まぁ長ランだから(?)そこはしょうがない。

カバンと手はセットになってますが、手首の部分はクルクルできるので調整可能。

 

 

…とまぁこんな感じで可愛さ天元突破しててかなり満足度高かったです。

こうなるとやっぱり他のキャラも並べたくなっちゃいますね〜!億泰、ねんどろになったら超可愛いだろうな…。というわけでメーカーさんよろしくお願いしますマジで

 

 

 

それでは、今回はこのへんで。

次回は…いや次回こそ語りたい後編をお届けします。たぶん。

 

 

 

おまけ

仗助と一緒にいたクレイジーDはこれでした。

 

 

 あまりの可愛さに二次元と三次元の区別がつかなくなっているわたし

 

おしまい。

【ジョジョ】グレートにかっこいい東方仗助を語りたい。(前編)【4部】

前回fgoの感想を書いてからだいぶ時が経ちましたが、みなさまどうお過ごしでしたでしょうか。

 
わたしはずっとジョジョ漬けの日々を送ってました


軽い気持ちでジョジョピタパタポップをDLして遊んでみたところ、それがトリガーとなって自分でも引くぐらい再燃してしまい、もうほんとしんどい…好きすぎてしんどい…どこかに吐き出したい…ってなって今ここに至ります。もう何から書けばいいか分からんくらい色々書き殴りたいし書いて楽になりたい。懺悔かよ。

 

 まずはシリーズで一番好きな4部のことをまとめて語りたかったのですが、書きはじめてすぐあまりにも長くなりすぎる予感がしたので小出しにしていくことにしまーす!

 

今回は、世界で一番かっこいい(私調べ)高校生・東方仗助のお話です。

 


以下注意事項

・4部については完全にネタバレあり

・他部は重要なネタバレなし

・誤字脱字書き忘れあったら追記修正するかも

よろしければどうぞ↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仗助の話をする前に、わたしは「主人公より脇役や悪役を好きになるタイプのオタク」ということをまず記しておきます。

が、不思議なことにジョジョに関しては各部一番好きなキャラを挙げよと言われると「歴代ジョジョ」と答えることになるんですね。脇役敵役があんなに濃いのばっかり揃っているにも関わらずよ?なんだかんだでやっぱジョジョが一番かっこいいんですわ〜…という方、けっこう多いのではないでしょうか。

これはたぶん荒木先生が「主人公を主軸として、そこから広がっていく物語」を最初から最後まで徹底して描いているからだと思います。

「フツー物語ってそうじゃね?」と思うかもしれませんが、「舞台ありき」で話が展開したり、「物語主導でキャラが巻き込まれていくタイプ」の作品も少なくありません(これはこれで面白いし好きです)。

でもやっぱり「ジョジョ」「奇妙な冒険」っていうタイトルに偽りなく、面白く描き続けているのはすごいなと思います。え?4部は「冒険」してないじゃんって?「未知の領域に踏み出す」ことを冒険っていうんだから冒険してるんだよ!

…で、さらに歴代ジョジョの中で誰が一番好き?って聞かれるとこれはもう東方仗助くんなんだよなぁぁぁぁぁぁぁ!!!


なぜなら…仗助は非常に「主人公として完成度の高いキャラクター」だからです。あと顔がめちゃくちゃ好きです

完成度ってなんぞや?という話を!これから!していきますね〜。

 

 

●殴ヒーラーの主人公

超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第四部 15.東方仗助 (荒木飛呂彦指定カラー)

 

波紋バトルからスタンドバトルに移行した3部を経て、スタンド登場作品としては2作目となった4部。どんどんスタンドバトルも進化していきます。

基本的に敵も味方もズタボロになるのが普通なジョジョのバトルでは、ポルナレフいくら身体が頑丈ミスタでも「回復役」は欠かせません。

ヒーラーってめちゃくちゃ重要なポジションだけどメインキャラクター(しかも主人公)にしたら動かしづらくない…?と思いきや、その設定を利用してバトルに緊張感を持たせたのが4部です。

仗助のスタンド"クレイジー・ダイヤモンド"を雑に紹介すると「応用の効く復元能力と、スタープラチナ並みのパワーとスピード」。そして肝なのが「自分の身体はなおせない、死んだ人間は生き返らせることができない」という部分。

大切なものを守るためにガンガン前線に出て傷つきながら戦う仗助と、そんな仗助を信頼して命を預ける仲間たち。

こうして、あらゆる局面で「仗助さえいれば(間に合えば)なんとかなる」「仗助がやられてしまえば終わり」という、リターンとリスクが拮抗した状態が生まれるわけです。バトルの主役として、そしてバランサーとして、かなり優秀なキャラクターだと思います。

 
●「再生」と「破壊」を併せ持つスタンド

スタチューレジェンド「ジョジョの奇妙な冒険」第四部  29.クレイジー・ダイヤモンド

 

突然ですが、「優しい人」ってどんな人でしょう。その基準は人それぞれかと思いますが、わたしは「他人の痛みを自分の痛みのように感じられる」「情が深い」「相手を慈しみ思いやることができる」「他者を受け入れる器が大きい」などの能力(性質ではなくあえて能力と表現します)を併せ持つ人のことを「優しい人」だなぁと感じます。

転じて、優しい人は感情に厚みがあるぶん怒りの最大値も大きい。俗に言う「優しい人は怒らせるとヤバい」というのはこれが理由です。「優しい」と「怒ると怖い」は矛盾しないんですよね。

仗助が「優しい人間」だというのは読めば分かるので詳細は省きますが、同時に「大切なものを傷つけようとする存在には容赦しない」という面も持ちあわせています。「優しいけど、甘くはない」というわけです。特に家族に手を出した奴は死ぬよりひどい目にあわせてやるぞ

「怒り」という感情それそのものは、悪いものではありません。現実でも怒りのもつパワーが事態を好転させるというのはよくあること。とても優しい少年だけど、優しいだけの甘ったれではないというところが仗助の魅力です。

仗助の精神がそのまま反映され、圧倒的再生力と圧倒的破壊力という両極端な性質を持つクレイジーD。まさに「スタンドとは精神のビジョン」を体現しているカッコいいスタンドです。大好き。


●受け継ぎ、伝えていく"正義の心"

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 新オープニングテーマ Great Days

 

仗助の「守りたい」という行動原理の根底には、幼い頃に出会った"リーゼントの彼"の存在があります。この"彼"が誰なのか?ということはあまり重要ではないと思う(恐らく仗助もそこには固執してない)ので触れません。

重要なのは、"彼"が「自分の何かを犠牲にしてでも他人を助ける」という精神を仗助の心に根付かせた、という点です。「自分をなおせない」仗助が、それでも身を挺して敵に立ち向かっていく姿に、この精神が宿っていることが見て取れます。

仗助の「憧れ」であり、「生き方の手本」であり、「永遠のヒーロー」でもある"彼"。本来ならば父であるジョセフから受け継ぐはずだった"黄金の精神"を、見ず知らずの若者から受け取った仗助。そして、仗助の心に感化されて黄金の精神を芽生えさせていく仲間たち。ひとつひとつのエピソードを細かく見ていくと、この広がりの中心にいるのは主人公である仗助です。仗助もやはり「受け継ぎ、伝えていく主人公」という歴代ジョジョの一員なんだなぁと感じますね。

余談ですが、なんか歴代ジョジョって実父以外の男性に父性を求めてるとこありますよね。というかキャラクターとしてはすごく魅力的だけど親としてはダメダメなお父さんが多すぎる…。「自分が父親からまともに愛情を受けられなかったから子供にもうまく愛情を伝えられない」のが負のループだわ…笑。


●等身大の親しみやすさ

ジョジョの奇妙な冒険 第4部 モノクロ版 9 (ジャンプコミックスDIGITAL)

これまで仗助のかっこよさをつらつら書いてきましたが、作中ではヒーロー然とした描かれ方より、むしろ「田舎のヤンキー高校生」らしさが前面に出ています。ちなみに、「1999年の」「小田舎に住んでる」「ヤンチャだけど気の良いお兄さんキャラ」としては満点あげたいくらいリアルな描写になっていると思います。「ああ〜、こういうお兄さんいたわ〜!」って懐かしくなるし、大人になった今は「めっちゃ可愛いな…」と思えるような、愛嬌のあるキャラです。

カッコいいだけじゃなく、マヌケなとこもあったり、ずる賢かったり、でもキメるときはバチッとキメる…足し算と引き算がちょうどいい塩梅になってます。

 


…というわけで…

  • 異能バトル漫画の主人公として申し分ない立ち回りができる
  • キャラクター性と能力が気持ち良いくらい噛み合っている
  • ジョジョ」としてしっかり物語の中核を担っている
  • 親しみを持てるようなキャラ設計

…こうしてみると意外と「ザ・少年漫画の主人公」やってるんですね、仗助。前後の主人公、「メンタル&フィジカルチート」と「能力チート」に比べると派手さはないかもしれませんが、何もかも高水準でまとまってる仗助が…わたしは…好きです!!!!!!!!

なんていうんですかねぇ…堅実にかっこいいというか。どこにでも居て、周りの人間に勇気を与えていく存在のような、「身近なヒーロー」感があって。さらに茶目っ気もあるとか…こんなん誰でも好きになっちゃうじゃん…。つれぇ〜…。仗助の周りでキャ~キャ~いうモブになりたい人生だった。

 

 

と、今回はここまで。

やっぱり長くなっちゃったので、もっと具体的に「ここが好きだぞ」というお話は後編に続きます。

後編は、趣味爆発で選出した「わたしセレクション:仗助の推しシーンベストバウト」です。みんなの好きなシーンは入っているかなぁ~~~ッ???(裏声)

お楽しみに。


 /|_________ _ _
〈  To BE CONTINUED…//// |
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【ネタバレあり】神代巨神海洋アトランティス感想

fgo2部5章クリアしたので感想をなぐり書きしまーーーーーす!

恒例の注意事項

・下記の文章はあくまで一個人の「感想」であり「評価」ではない

・ネタバレありというかネタバレしかない

・長い

以上ご留意いただきたく

誤字脱字気づいたことあったら追記修正するかも

 

 

 

 

 

 

もう一度言いますがこの先ネタバレ注意です

あとクリア直後に書いてるのでいつにも増して乱文です

 

 

 

 

 

 

 


章タイトルが途中で変更されたことで「前後編の構成になるのでは?」と言われてましたがまさにそうなりましたね

実際プレイしてても15節あたりでまだ全然先に進めてる感じがしなかったしまぁそうなるかなって…

 


ピックアップは超人オリオンとエウロペマンドリル…マンドル…マンドリカルド

生放送で発表された立ち絵ではエウロペのこと(敵鯖だと思い込んでたので)「ヘラかな?」って予想したんですけど違った…

よく考えたらヘラがあんなキラキラしたキャラなわけないし、どうやらゼウス側についてるらしいし、ということはエウロペは味方鯖…?ということは…?ピックアップ終わるくらいの頃にはオリュンポス来r…っていうか来て???はやくして?????

 

 

 

次は今回明らかになったことと増えた謎(情報過多でまとめきれないので追記予定)

・ブルーブックさん関連

エリア51で待ち受けてたの誰だろう…マリスビリー…か…?そしてブルーブックさんはヴォイドさんと関係あるのか?アニメEP.0でマリスビリーを撃ったのはデイビットじゃないかと思ってる(床の影がデイビットのシルエットっぽい)んですけどまだまだ謎

カルデアの者さん

→ガワは登場しましたね〜、ここまではみんなの予想どおり

さて中身は誰なのかな〜?分かんないな〜?誰なのかな〜?????(すっとぼけ)

・裏切り者?信用できない者?

→本命ホームズ対抗ロリンチ大穴ムニエルってとこかしら

ただホームズはいかにも怪しすぎてミスリードっぽいのと、思考がちゃんと地の文になってて異聞帯で起こる出来事に本気で取り掛かってる感はある  隠し事はありそうだけど裏切りフラグではない気がする(推しへの願望込み)

ロリンチちゃんは最古参でずっと頼りになる存在なので裏切られたらすごくショックだしその方が話面白くなりそうだからロリンチちゃんでも可(明確な根拠なし)  時折見せる意味深な沈黙と表情は、裏切り者に気づいてるという演出なのか、自分が裏切り者だからなのか…

シャドボ開発がホムとロリンチどちらの発案なのかが気になる…明言されてたっけ?でもどっちにしろカルデアが生き延びる術を残してることになるので「裏切り」ってそのまんまの意味じゃなさそう  コルデーみたいに「自覚なきスパイ」の可能性もあるかな…

え?新所長?ナイナイナイ!

ともかく「カルデアがクリプターと戦う状況を作りたかった誰か」がいるんだろうな

・ベリルとデイビットの異聞帯

→ホントに壊滅してるなら冒頭のクリプター会議の時点でそれなりの描写があるはず

「消滅を確認し次第」とかわざわざ言わせてるからどうせ消滅してないでしょ

ベリルも何考えてんのか分かんない奴だし大人しく言うこと聞くわけない…のはずだ  デイビットは知らん

・オリオンが冠位持ち

→現在登場済のビーストは1,2,3(L,R),4

残りは3体以上(BBちゃんが「右と左、陰と陽」みたいなことを言ってたので3みたいに分かれてるビーストがいる?)

6はプーサー関連…GWに来るかもしれない蒼銀コラボで登場する?…ということから順番的に5が後編に登場する、のかなぁ?ゼウスとキリ様とビーストとか盛り過ぎかなぁ〜〜〜?

なんとなくガチ神であるゼウスとは戦わない気がする…が、スルトの前例があるので何とも言えないぞオフェリア…クク...

・匿名のアーチャー

色々説がありますが個人的にはモリアーティ…だといいな(伏せ字の文字数がそのままなら「教授」呼びあてはまるよね)

でもそうするとカルデアの誰かに聞かれたくないから通信遮断→教授が話を聞かれたくない相手→ホムってことになってしまうか…?

状況的に「ボーダー内の誰か」を警戒してたっぽいからシオンはないか…

 

 

ではそろそろストーリーの感想


『俺の屍を越えていけ』

…って感じのお話でしたね


その昔ジャンプで『めだかボックス』って漫画が連載されてまして

そこで“戦えないことは、戦わない理由にはならない。勝てないことも、戦わない理由にはならない。1%の可能性さえなくっても、たとえ勝率がマイナスだろうと、俺は絶対に諦めない。”って台詞があったんですけど…

なんかこれを思い出しました

根性論もここまで純粋だと説得力がありますね

置かれてる状況が状況だから四の五の言わずに前に進むしかないカルデア一行なんですが、すでにそういう人生を経験済みのサーヴァントたちに尻を叩かれながら進むっていうのが良い

「生まれてきた意味」云々の話も好みでした

「なんのために生まれてきたか」なんてことを考えるより、「どう生きるか」「どういうゴールを決めるか」を自分で考えて選択して人生を疾走する人ってかっこいいんだよなぁ

"あの世でもらう批評が本当なのさ"ってやつですね


あと主人公目線の話はどうしてもピンチのときにご都合主義展開になりがち(そうしないと話終わっちゃうから)だけど

それをいかにご都合主義に思わせないかが作り手の腕の見せどころで

5章はその下ごしらえがお上手だなと思いました

それと改めてfgoは「仲間が死んで悲しいよ〜」っていうのが泣きポイントじゃなくて、キャラクターの生き様に胸を打たれて感動するっていうお話が多いのでそこが好き

 

 

ここからキャラ所感

5章は登場キャラが多くても描写が丁寧で全員しゅき!になっちゃう

みんながみんな「自分が果たすべきこと」を見据えていてカッコ良かったわ

メカメカしい見た目とハートを持ちながらやはり一癖ある十二神のキャラ造形も好き

・コルデー

生前の自分にも筋を通した姿にアッパレ

・オリオン

こりゃアルテミス惚れますわ…って感じのキャラだった  欠点を補って余りあるイイ男

あと使っててめっちゃ面白い

・ドレイク姐さん

オリオンがイイ男ならドレイク姐さんはイイ女や

ていうかポセイドンのコアぶんどってんの凄すぎませんか?さすが星の開拓者

・バソ

潔くて嫌味のないイケメンって良いよね…

でももし敵側にメカクレがいたら…おぉ、どうなっていたのやら

・マンドリくん

「友達のため」って命を賭けるのにこれ以上の理由いらねーよなぁ

マンドリくんと一緒にイチから人理修復をしてみたかった

・イアソン様

アルゴノーツの逸話あまり詳しくないのでfgo内だと「小物っぽいけどすごい人たちをまとめてるなんかよく分からないすごい?人」くらいの印象だった

…が、小物っぽいというのはまぁそうなんだけど、だからこそ「持てる手札で困難な道を切り拓く」のがカッコいいんだなと

半分ヤケクソながらも鉄火場でバクチを打てる「度胸」があるのが頼りにされる理由のひとつかなとも思った

「やっぱ自爆って策でもなんでもねぇな」って台詞で誰かさんを思い浮かべたのは私だけではないはず

・ちよめちゃん

チョロめちゃん

こんな面白キャラだったのか

アキレウス

今回は「人間の戦士」として参戦

アキレウスを英雄たらしめているのはスペックではなくその心意気なのである

・パリスちゃん

かわゆ〜〜〜〜〜!

・ヘクおじ

満を持して登場からの即退場だけど美味しい所を持ってったおじさん

・サンソンとくんちゃん

ズバッ…ズルズル…ゴロリ…ブシュー

なんて酷い仕打ちだ


・アストライア

そういえばこの女神様もギリシャ勢だった

出番これきりなのかなぁもったいない

村正の紹介のときにものすごーく個人的な主観が入った褒め言葉になってた気がするんですがぁ〜?


・ネモ

プロフェッサーちゃんください!

…じゃなくて、インドに引き続きかなりお世話になったね

えーと?北欧を突破したカルデアはシオンに導かれて彷徨海入りして?たまたまトリトン複合した鯖を従えてて?中国行く前はなぜかコヤンスカヤが彷徨海に侵入できて(結果中国行きが決まって)?インド終盤もアトランティスもネモがいなきゃ詰んでる場面が多々あって?うーんすごい偶然だ(棒)


オデュッセウス

立ち絵公開からずっとめちゃくちゃカッコいい!欲しい!って思ってたんだけどまさかの途中退場でしかもバトルグラなし!!??アッくんポジになるの???いやだ…実装しておねがいなんでもしますから…うちのカルデアにはキュケオーンがいるんです…引かせてください…面白いから…

そうでなくても絶対カルデアに召喚したら面白いタイプの人じゃん  象さんみたいに

実は登場する(名乗る)前は「ハデスかな?」って思ってた  安直安直ゥ!

ケイローン

最後のイアソンとのやり取りで、ほんとにこっちのケイローン先生とは成り立ちからして全然違う人なんだなってちょっと寂しくなってしまった…

あとバトルがめんどくさかった…

・カイニス

激おこぷんぷんレベルはバッタマン君とタメを張れるカイニスさん  二人一緒にパーティに入れたら超うるさそう

あれで終わりとは思えない(最後に令呪のSE鳴ってたよね?)ので後編にも期待

・双子

今のところただただ感じ悪いキャラなんだけど大丈夫か?(ガチャ的な意味で)


・キリシュタリア

5章で唯一微妙な印象だったのがキリシュタリア

なんかもっと人智を超越した崇高な野望があるのかと思ったらそうでもなかった…

設定モリモリでものすごく強いけど、ただ強いだけだなって  これまで登場したクリプターたちに比べるとちょっとつまんない

ゼウスとも異星の神とも共有してない目的があるみたいだけど…何なんですかね…キリシュタリア様やっぱすげー!って思わせるような何かであってほしい…

マシュは「なんで?」じゃなくて「いつから?」って聞いた方が色々ヒント出してくれた気がする


・Uちゃん

ぐだに対する憎しみがすごいことが明らかに

一体なにガマリーなんだ〜〜〜

・ラスプーちんと村正

これはシリーズファンが興奮するコンビなのでは

村正あっち側なのか〜って若干ショックだったけど、職人気質な性格を考えたら納得ではある

 

 

 

アトランティスのバトルはほどよい難易度でした

理不尽攻撃してくるボスはいないし、でもそれなりに頭使う戦闘もあり

そのぶん後編が怖いな…w もうヤバい敵しか残ってないじゃん…

 

考察してみようと思ったけど、確定情報が少ないのと型月作品共通の設定を網羅してないので現時点だと分からないことだらけで  今のところ断言できることが少ないな…

でもこの分かんなくてモヤモヤしちゃうのもまた楽しいというか


後編はやく!はやく!

あとマジでお願いだからはやくオデュッセウスくださいほんとに。

【ネタバレあり】創世滅亡輪廻ユガ・クシェートラ感想

fgo2部4章クリアしたので感想をなぐり書きしまーーーーーす!

恒例の注意事項

・下記の文章はあくまで一個人の「感想」であり「評価」ではない

・ネタバレありというかネタバレしかない

・長い

以上ご留意いただきたく

誤字脱字気づいたことあったら追記修正するかも

 

 

 

 

 

 

もう一度言いますがこの先ネタバレ注意です

 

 

 

 

 

 

大奥に続く概念の殴りあい…むしろ大奥は4章で使うシナリオギミックの理解に慣れとくためのチュートリアルだったんじゃね?

でもインドの神様だったらこのくらいやっちまいかねないからいっか!って思っちゃう不思議!

 


あ、大奥を思い出したのでついでに空想樹のはなし

そもそもすぎるんだけど…あれって何なんですかね?

青本さんの回想だと、「樹の根が執拗に・丁寧に人類を虐殺していった」とのことだったので、超宇宙パワー的な力で人類をドカンと消すんじゃなく一体ずつ消す「必要があった」のかとちょっと考えまして

大奥イベでカルデアの人たちが攫われて迷宮の素材にされていたように、汎人類史の人間が空想樹維持のためのエネルギーにされてるとか?なんて

でも銀河を内包する樹に人間ごときのエネルギーじゃ足りないかな…

他に分かってることといえば

・異星の神がクリプターに管理を任せた

・異聞帯が安定するとよく育つ

この二つがほんとによく分からんのですよ

人間というのは「可能性の生き物」と言われていますが、これまでの異聞帯の王は望んでその芽を摘み取り、「進化」や「発展」を拒んだ世界を維持してたと

で、異星の神が自分で育てりゃいいものを、死にかけのクリプターたちと取り引きしてわざわざ「人間に」この異聞帯(と樹)の管理を任せたと

そうすることによって異星の神に何かしらのメリットがある(もしくは自分でできない理由がある)からそうしてるんだろうと

なんかどっかから来た超すげーっぽい存在のくせに「人類」に固執してる感じが引っかかるんだよなー

ここまで書いてみたけどやっぱ分からん

喉まで出かかってるけど取り出せないみたいな〜小難しい考察はワイには無理やで〜

 


ので!4章の感想に戻ろう

ちなみに私は、インドの神様はメガテンに出てくるような有名どころしか知らないのでそういう面でのツッコミは一切ありません

識者の方にお任せします

さて、スーパーインド大戦の勝者はカルナwithカルデア一行だったわけだけども、雌雄を決した要素とは一体なんだったのか

それはめっちゃ簡単に言うと「カルナの器のデカさ」じゃないのかい

こんな風に書くとアルジュナ(クリシュナ)disってるみたいだけど違うんですよまぁ聞いてください(※この件に関しては一番最後に追記しました)

インドの王であるアルジュナは「不必要なもの」「不出来なもの」を一方的に判断し排除して、創世と輪廻を繰り返し「自分にとって」完璧な世界を作り上げようとしましたね

対してカルナ…の話をする前にジナコの話をしましょう

「嫌なことから逃げるためならどんな屁理屈でも思いつく」とか「殻に閉じこもってるのが楽だから頑なにそこから出ようとしない」とか

CCCのジナコはそんな感じでけっこう最後の最後までダメダメダメ人間、アルジュナの理想の世界から見たらまさに「いらない子」です

でもカルナは、そんなダメダメなジナコを見捨てなかった

「不要なもの」と切り捨てず、導いた

そうした出来事があった先でジナコはガネーシャの器に選ばれ、彼女なりに、彼女にしか出来ない偉業を成し遂げカルデアの勝利に繋がったわけですね(もちろん彼女「だけ」の功績ではありませんが)

これは私の持論ですが、だいたいの人間は「必ずどこかしら愚かな生き物」です

しかしその愚かさを自覚し自分を信じたとき、あるいは誰かに信じてもらったとき、賢く・逞しく「成長」することもできます

上で「可能性の生き物」と書いたのはそういうワケです

で、これは英霊としての在り方がそうさせたんでしょうが、カルナはありのままのジナコを受け止め、信じて言葉をかけたと

雑にまとめると、失敗や挫折を繰り返しながらも発展を遂げてきた汎人類史そのものが異聞帯に真っ向からぶつかり勝利したといえる結末だったんじゃないかな、と思います

…とか言ったら言いすぎかな?

まー最近の「不出来な奴は切り捨てろ」っていう世の中の流れがなんかイヤだな〜って感じてたので、個人的にはスカッとする内容でした

 


えー、もっと色々「燃え」ポイントがあったのですが書ききれないので各キャラ所感にまとめます

・マシュ‥あぁ〜…可愛いなすびちゃんが曇ってきたよぉ〜。4章終わってから確認したの、マシュって「秩序・善」なんだね。で、主人公は「中立・善」なんだね。…なんだか、嫌な予感が、するよね。『逆光』の歌詞、主人公がロマンに向けて「今も頑張ってるよ〜」って伝えてる歌なのかなーと思ってたけど、最近「マシュが先輩に伝えてる歌だったらどうしよう」って思うようになった。…いやほら、主人公が途中で敵対するとか離脱するとか、ゲームシステム的な意味で無理じゃね?って思うけど。そういう展開…面白いよね。(追記:主人公が敵対するんじゃなくてマシュが抜けちゃうパターンもあるか…6章あたりで…)

・ホム‥頼もしいのに怪しい!どんどん怪しくなっていく!なんなんだアンタ!あとなんでいつまでもうちのカルデアに来ないの?なんで?????

・シオン‥頼もしいのに怪しい人その2。

・キャプテン‥みなさんの予想通りのネモ船長。かと思いきやトリトンも混ざってるって!全然分からんかった。

・ゴッフ‥ほらね、ゴッフだってそうだよ。みんなが信じてハンドルを任せたから辿り着けたんだよな。適材適所。ゴッフ株あがり続けててこれから先ヒドい目にあったりしたら泣いちゃうかもしれない。

・ラーマきゅん‥王鯖ってイカれてる奴多くて面白いなーと思うなか、ラーマきゅんも他の王鯖とはまた違うベクトルでイカれてんだなって思った。シータのことはざんねんでしたね。

ラクシュミー‥おい、イルカを携えたおねえちゃんがキミのこと見てるぞ。

 


・ビッチさん‥もうこれ完全にトリックスター的な役割ですよね。次のお召し物も楽しみにしております。

・リンボ‥この人の言動すごく気になる。「クリプターと異星の神の目的は必ずしも一致しない」のは確定情報だとして、「異星の神と使徒の目的も一致しない」んじゃないですかねぇ?あれ?これ4章の中で言ってたっけ?忘れた。この人と対になる存在の陰陽師さんも出てくるのかな?cv杉山紀彰…え?陰陽師違い?

・Uちゃん‥ボーダーにくっついてきた謎の存在この子だと思ってたら違った。

・TERU‥宝具の設定が面白かった。

アスクレピオス‥「この薬効かない」とか言って途中で飲むのやめちゃう人を八つ裂きにしそうなお医者さん。

 


・アシュヴァッターマン‥個人的に4章のMVPあげたい人。シナリオ通しての立ちまわりや役割、キャラクター、全てが活きてて良かった。名前が小難しいからなのか「ザップオルタ」とか「パンジャンドラム」とか「壁殴り代行」とか言われてるの笑う。私も最近になって気づいたんだけど、大人になるとねぇ…怒るのもなんかしんどくなるんだよね。だから大抵のことはまぁいっか、ってなっちゃう。でも、「怒り」も間違いなく人間に必要不可欠な感情ではあるから、ほんとは大切にしなきゃいけないのよね。あとオラオラ系かと思いきや面倒見のいいあんちゃんで実は頭もキレるとかこんなのもうベオと並べるしかないやん…ということで実装はよ。(追記:深追い爆死してゲボ吐きそう)

・ぺぺさん…顔芸でこっちの腹筋を崩壊させてくる人。期待通りのキャラクターでほんっっと大満足。優しく残酷にこれから行く道を示したな。すんなり仲間になっちゃうとかそういう生ぬるい展開じゃ面白くないので今回の引き方はすごく良かった。最後ああいう風になるのも納得できたし。アレは裏切りというより、ぺぺさんの言うとおり「ケジメ」なんだよな。しかし4章読んだ限りでは「自分は社会の爪弾き者」みたいに諦観するほど破綻した人には思えなかったなぁ。過去の出来事も何か理由があってのことだろうしなんとも言えない。そういえば知り合いの坊さんてガトーのことだよね?たぶん。ジナコも反応してたし。

 


・デイビット‥意外と人間味あるなー???と思いましたね。ぺぺさんが相手だからかな?というかデイビットが現れたときのぺぺさんの反応完全に乙女でわろた。そして冠位持ちも引き連れてるらしい→あれ?冠位持ちって個人と契約するときは冠位捨てなきゃいけないんじゃなかったっけ?→型月wikiをチェック→「個人の判断でカルデアに肩入れするということは、人類全体を救うために存在する"冠位"の資格を捨てる必要があります。」→が、霊基自体は依然として冠位級のキングハサンはそれと引換えにティアマトに死の概念を付与した

デイビットの鯖を「デイビットが召喚した」パターン→鯖は冠位を捨てるも冠位級の霊基を維持したままデイビットと契約してる

デイビットの鯖を「異聞帯そのものが呼び出した」パターン→「デイビットと契約した」とは一言も書いてないので、利害の一致かなにかで一緒にいる→でもこれまでのパターンだと、土地が呼び出したのは汎人類史の救済のための鯖→ということは…???

うーん、わかんね!

 


カルデアの者‥マリスビリー説、ロマン説、ギャラハッドオルタ説などなど諸説あるカルデアの者さんですが、今回の描写ではゲーティア説一歩リードですかね〜。2部PVの語りと矛盾しないような気がするし…。しかし行く先々で何やってくれちゃってんのー、このこのー、ツンデレかきみ〜。

 

 

 

今回良かったと思う点

・ますます無駄なバトルなくなって話に集中できる、これはいいぞもっとやれ

・雑魚戦はほんとに雑魚戦なのでサクサク進める

・中ボスも程良い難易度で○

・紙芝居の演出頑張ってるなと思う、これもいいぞもっとがんばれ

 


気になった点

・クリプター会議がなくてざんねん

アルジュナ戦の難易度だけ異様に高すぎ…ああいうのはイベントの高難易度だけにしてほしい…ノリノリで出撃したカルナさんがジュッて溶けるの笑ってしまったではないか

メインストーリーのボスなんざ「ちょっと苦戦するかな」くらいでいいんだよ

もしくはトライアンドエラーさせたいならAP消費少なくしてほしい

・クリプター会議がなくてざんねん

・クリプター会議がなくてざんねん

・クリプター会議がなくてざんねん

 

 

 

 


お次はアトランティスだそうですね

「神を撃ち落とす日」の「神」が何を指しているのか〜

ギリシャの神様達はGOWでMASSATSUしまくったことがあるのでなんとなく気まずいですよ

クリプターのボス的存在がもうここで出てきちゃうのが面白い…どんな話になるか楽しみです

 

 

 

※追記

この記事をガーッと書いたあと巷の感想を読んでみたら、けっこう「4章なんなんだあれ!ムキ-ッッ!!」ってプンスコしてる人が多くて「えぇ…?なんで?」と思ったのですが、ザッと読んでなんとなく把握しました


まず大前提としてカルデアのジュナさんと4章の神たるジュナさんは別物なので、4章ジュナさんがああいう描かれ方をしたからといってアルジュナさんの株が下がるというものではないのかな、と

ただ、4章ジュナさんはカルナをぶつけるための「舞台装置」という扱いだったなという感じは確かにしますね

スカスカ朕と魅力的な章ボスが続いたこと、テルやアスクレピオスには少なからず「その後」のフォローがあったにも関わらずジュナは「なぜこうなったか」の描写に留まるのみだったこと、リンボの暗躍が目立ったため章ボスとしても主体性が薄く感じられたこと…あたりが原因なのかな

原典がどうのというのは、そもそもシリーズの顔こと青王さんが女性になってる作品で突っ込むのもなんか…まぁ原典を活かしてくれるに越したことはないんですけどね…


個人的にはあの「話の通じなさ」がバサカっぽくていいなと思いましたが

カルデアに来た雷帝も意外な一面見せてくれて好きになったりしたので、4章ジュナさんもそこが楽しみではあります(追記:うっかり来てくれました。再臨したときの台詞が完全に4章ラストの続きになってるので、やはり鯖としての魅力は召喚してからが本番だったもよう。あときんたま集め大変だった。)


あとはキャラクターに感情移入して読むか、物語全体を俯瞰して読むかの違いもあるかと思います

ソシャゲは「キャラゲー」としての側面が強いコンテンツなのでどうしても扱いに差が生まれることもあり、そうなると荒れがちですな…


それよりさ、私が気になったのはナタの扱いだよ!あれもちょっとザックリすぎじゃない!?とりあえず絶望感出すために早めに退場させました感が強い…

黒ナタの退場も何かシナリオに強い影響与えたかと言われるとそうでもないし…

「たとえ好きなキャラが死んでもそれで物語全体が面白くなればいいや」と思う私ですら、しかもナタ推しというわけでもない私ですら「雑ゥ!」と思ったので、ナタ好きなマスターさんも思うところがあったんじゃないかなと思いますね…


繰り返しになりますがこの記事は作品の評価じゃなくて単なる感想なので、「個人的には面白い話だった」という表現になります

なんやかんや言われてるアガルタもフツーに楽しめたし…

なので、「キャラの描き方が下手!」って言いたいというよりは、「キャラを魅力的に描ける人すごいな」…と思うわけです

おわり。

 

ストレンジャー・シングス面白いから全人類見て

最近、私の面白作品アンテナがビリビリ反応するドラマを見たんですが、それがネットフリックスオリジナルドラマの「ストレンジャー・シングス」。

ネット見てると「3話までは間延びした」「3話から面白い」とかいう感想が多くあったんですが、わたしはもう1話から見入っちゃいました。

マイリストにぶち込んでおいたもののしばーらく放置してて、やっと見ました。なんかタイトルがN〇Kのドキュメンタリーみたいでしばらく見る気が起きなかったのよね。ほんとばか。わたしのばか。予告編くらい目を通しておけば良かったーッッ‼

「もっと早く見ておけば…」と悔しい半分、「完結してから見始めれば良かった…」と後悔半分。

だって次のシリーズの配信が楽しみすぎて落ち着かなくて。



まず物語の舞台が「80年代アメリカの田舎町」。もうね、こんなんズルいわ。この設定だけで「何かが起こりそうな気がする」感がすごいもの。で、主役になるのが12-3歳くらいのオタク少年4人。学校ではいじめっ子からどつかれたりしてるけど、4人はいつも仲良くつるんでて自分たちの世界観とルールを大事にしながら楽しく過ごしてる。

ある日、朝から夜まで仲間の家で遊んだ4人は帰宅時間になって解散するんだけど、そのうちのひとりが「なにか」と遭遇して行方不明になっちゃう。残りの3人が消えた仲間を探そうと奔走するうち、どこからともなく現れた不思議な力をもつ少女と出会い、事態は大きく動いていく…という感じ。


シーズン1の前半は大きく分けて「ズッコケ三人組with超能力少女」「子供を探す大人たち」「消えた少年の兄とその同級生」という3つの視点から失踪事件を追っていく。それが集束していく中盤、そしてまた3つに分かれていく終盤で構成されてる。

ストレンジャー・シングスには色んな胸熱要素が詰まってるけど話がとっちらかってなくて、むしろだんだんとそれらが一つに集まって最高のクライマックスを迎える。脚本がかなり練りこまれているからなのかな、と思います。面白い作品って、まずラストが決まっててそこから逆算して話が作られていることが多いけどこの作品もそうなのかも。


でもどんな作品?って聞かれてシンプルに答えるのが難しいw

「SF」「ジュブナイル」「ボーイミーツガール」「ミステリー」「ホラー」「ヒューマンドラマ」…これ全部入ってるんですよ。どこを推そう…ってすごく迷います。そのくらいこの作品にとってはどれも重要なテーマなのよな…。

 
80年代のSFやホラー作品のオマージュやパロディもいっぱいあるらしいんだけど、私は特にその辺を好んで観まくってるわけではないので全部は気づかなかった。

「E.T」とか「スタンド・バイ・ミー」とか「エイリアン」とかここらへんの有名作品なら見たことがあるので、「あぁ、意識してるな」って思ったシーンはいくつかありましたね。

音楽は知ってる曲もたくさんあったしアレンジがめちゃくちゃ良くて、古臭さが逆にクールな演出になってるのもかっこ良かったー。シンセは良い文明。

 

 

んじゃここからは各キャラクターの印象とかストーリーの感想とか書いていきます。まずはストーリーから。

 


ここから先はネタバレありの感想なので未視聴の方は要注意!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・シーズン1

色んな「ドラマあるある」な展開が続きながらもそれらをありきたりなものに感じないのは、それぞれのキャラクターがとても魅力的だからっていうのが一番の理由かも。「はみ出し者」から「ハイスクールの王様」まで実はみんなどこか問題を抱えてて、それをちゃんと描いてるからキャラクターに対して共感や理解ができるしストーリーにも活きてる。でもさ、あまりにもみんな好きすぎるから誰にも死んでほしくなくて、ずっとハラハラして疲れたw特に前半。みんなバラバラに動くし情報も共有せず危険だし「はやく合流しろーッ」って思いながら見てた。おめーだよホッパー!死ななくて良かった…。

ホラーとしてはあんまり怖くなかった。まぁここメインじゃないからちょうどいい感じ。デモゴルゴンの頭のデザインはもっと人間に寄せたほうが逆に不気味で良かったかもしれない。

裏世界で舞ってる灰みたいなのは映画版のサイレントヒルを連想した。

 


・シーズン2

こういう話の場合、スケールがデカくなりすぎると面白くなくなっちゃうけど、そのギリギリの良い線いってたと思う。前シーズンでメインキャラをだいたい掘り下げておいて、今シーズンではそれぞれが成長してく姿が見られる。特にエルとスティーブ。元々シーズン4まで(5だっけ?)作る予定だったらしいから、マックスとビリーは3くらいからの登場でもよかったんじゃね?とは思った。まぁでもヒーターで温めただけでラスボス倒せるわけがない(2のラストでシルエット映ってたし)ので、これからあのマインドフレイヤーを倒す話になってくとなると、ここらへんで仲間増えるのがちょうどいいのかなぁ。今回は対症療法的なやり方でなんとかなったけど、これからあの町はどうなっていくんだろう。楽しみ!

 

ではここからは各キャラクターの印象とか感想。
・マイク

S1の主人公的存在。基本的に頭の回転が早くてしっかり者なんだけど、子供らしく拗ねたり怒ったりすることもあって可愛らしい。いきなり現れた訳のわからん女の子を匿ってあげたりと面倒見が良いところも。S1終盤でエルにキスするシーン、「お前…やるじゃん…!」と思ったけど同時に「それはお別れフラグなのでは…」とも思った。案の定きっちりフラグ回収してエルが消えちゃったS2ではおセンチぎみに。でも要所要所ではナイスパスを出してたのでそこは流石主人公。エルに向けてたぶんの保護欲?がウィルに向いてたので、良くも悪くもマイクってこういう子なんだなぁと思った。

 
・ウィル

S1でもS2でもふんだりけったりな目に合う可哀想なウィルちゃま。美少年。とにかく美少年。まぁホラーとかミステリーでは大体美少年がひどい目に合うからねしかたないね。"賢者"と称されるだけあってモールス信号を使ってヒントを送るとか賢い子供。あとひとりぼっちであんな怖い裏世界に引きずり込まれても心折れずに隠れ続けたり、マインドフレイヤーに乗っ取られても意識を残したり何気にメンタル強くないですか?

 
・ルーカス

S1のラストでパチンコ役に立って良かったなルーカス!子供が主役の作品なので、ああいう一見ヘボいアイテムが重要な役割もつ展開好き。S2ではイケてる転校生の気を引きたくて、結果的に事件に巻き込むことになった張本人。パパにアドバイス求めてるシーンとか子供らしくて可愛かった。

 
・ダスティン

見た目からして鈍くさいおっちょこちょい枠かと思いきや意外とまとめ役もできるタイプだった子。言動は良い意味で「クソガキ」。S2ではダートを隠してたことが大きな悲劇を生むかと思いきや、それどころじゃない事態にまで発展していったのでそんなことはなかった。しかもマジで懐いてて笑った。ヌガーの友情すげぇわ。

 
・エル

子役みんな演技上手いけど、エル役の子は頭ひとつ抜けてる感じ。繊細な表情から剥きだしの感情まで何でもできるタイプっぽい。S2ではだいぶ人間らしい感情を獲得して、でも「他とは違う」危うさももちろん残ってて。「パパ」は生きのびてること示唆されてたけど、やっぱこれから登場するのかなー。エルとマイクの関係はこれからも良いものであってほしい。

 
ジョイス

同じ「母親」の立場として見ると、最初の頃の半狂乱なジョイスは見てて辛かった。ハッキリ「死んだ」って分かったら諦めもつくが(いやそんな簡単な感情じゃないけどさ…)、「生きてるかも」って状況だったらどんなことをしてでも助けてあげたいって気持ちになるもんな。そういうのが裏世界に躊躇いなく踏み込んでくあの強さに繋がってるのよね。でもS2でホッパー助けるのにも躊躇なかったのすごい。そうそう、ホッパーとの関係がなんか好き。恋人とかじゃなくて、腐れ縁みたいな感じが。あとボブの件が可哀想だったのでいい加減幸せにしてあげてほしい。

 
・ホッパー

やる気がなくてだらしないおっさんかと思いきやめちゃくちゃ勘が鋭くて頼りになるおっさんでしたとかやめてくださいよ私に刺さるじゃないですかやだー。でもいっつも単独行動とろうとするからハラハラさせられてむかつく。S2でエルの保護者になるにあたって、中の人が「フルハウスに出てくるような"優しいパパ"じゃなくて、男の不器用さが出てる脚本になってて良かった」的なこと言ってて「分かるぅ…」ってなった。こういう感じの男性カッコ良いと思ったの初めてなので、また新しい扉開いちゃった気がする。見慣れるとくまちゃんみたいで可愛い。メインキャラの中で一番好き。


・ナンシー

ちょっとした背伸びが親友の死を招いてしまったことを後悔し続けるナンシー。責任感の強い子なのか、ジョナサンも引くほどの行動力を見せつけるナンシー。でも自分の本当の心に向き合うにはちょっと勇気が足りないナンシー。このくらいの歳の女の子の良い所とダメな所がぎゅっと濃縮されてて良きキャラ。あと何故か銃の扱いが上手いのでフツーに戦力としてアテにされてたりする。この作品、女性陣の戦闘力高いよな?????

 
・ジョナサン

母親と弟の板挟みになってて、良い息子・良いお兄ちゃんとして頑張ってたんだろうけどそれが自分でも知らないうちにストレスになってるとこもあったんだろうなぁ…というところまで想像させてくれるくたびれた演技がうまい、中の人。大きな口叩くわりにちょっとヘタレ。でも家族をほんとに大切にしてるんだなってのは分かる。

 
・スティー

ボンボンのチャラ男かと思いきや意外と良いやつかと思いきやただのイジメっ子かと思いきややっぱ良いやつ。元々根が良い子なのかナンシーに感化されて良い子になったのかは分からんけどたぶん後者。S2ではまさかのダスティンとのコンビが見られて良きだった。ナンシー取られちゃったからあてがわれた感がなくもないが。今後あんまり負け犬っぽい感じにはしてほしくないかな。でもこういう風に変化したキャラって良い所で死にそうなんだよなぁ…やだー。

 
・マックス

ツンデレぎみの転校生。わたしは心が狭いので最初はマイクと同じような反応だったんだけど、守られるだけじゃなくて前に出られる女の子キャラ好きなのでだんだんと好きになっていった。エルと和解(っていうかエルが敵視してるだけかw)するシーンが欲しかったな。でもそのへんはS3で描かれるかしら。強い女の子コンビで話を引っ張ってみてほしい。


・ビリー

スタッフは「人間の悪役が欲しかった」って言ってるけど、あれ家庭環境が悪くてグレちゃったタイプの可哀想なやつなだけなのでは…。それが人に当たっていい理由にはならないけど、あのビリーが涙流すほどヤバいパパからDVぎみな態度とられててなんか普通に可哀想って思ってしまった。あのシーンはカットするか、ビリーも化物退治に巻き込んで見せ場つくるかして欲しかった感はある。これからスティーブとつるめばお互いさらにキャラ掘り下げられそうだよなー。どうなるかな。


・ボブ

S2でジョイスの彼氏になったホビット。いっぱい死亡フラグを立てながらデッドエンドを回避しつつも最後はやっぱり死んじゃった人。でもボブがいなかったらみんな研究所で詰んでたかもしれないのでかなり良い仕事したよね。


・サム

なんかバイヤーズ親子に良いように言いながら実は悪巧みしてるだろこいつって思いながら見てたら普通に良い奴だったので笑った。しかもあの状況で生き延びててさらに笑った。

 
・マレー

陰謀論大好きおじさんでイロモノ枠かと思ったらこちらも普通にデキる奴だったの笑った。ナンシーとジョナサンを茶化すんだけど、わりと真理をついてたしお節介の焼き方が「良い大人」だなって思う。

 
・警察署の受付のおばちゃん

名前忘れた。けど脇役の中では一番好き。出勤してきたホッパーのタバコを必ず取り上げたり果物(リンゴだっけ?)渡したり、なんか言葉がいらない仲なのが微笑ましくて好き。ストレンジャーシングスはああいう細かい演出多くて、キャラの掘り下げに一役買ってるのがいいよね。


・マイクの両親

ステレオタイプなパパとママ。ママは過干渉ぎみではあるけど子供の心に寄り添おうとしてて普通に良いママだなって思った。あとビリーに色目使ってるとこは今後の展開になにか絡んできそうで楽しみ。パパは日和見主義の無関心な人だけど、周りがパニクってる中でああいうキャラがいつもと変わらない態度でいてくれると見てるこっちは安心したりする。


・ルーカスの家族

「ママを怒らせちゃったらどうする?」「まずは謝って、望むものをプレゼントするよ」「もしママが間違ってるとしたら?」「…!ママはいつも正しい。」このやり取り最高。こういう夫婦って長く続くんだよね。妹も、いかにもクソ生意気な小娘なのが可愛い。

 
・ダスティンのママ

めっちゃ好きなキャラ。大解剖でダスティンの中の人が「ママはダスティンのやることをなんでも褒めるから、ダートを見せることでマックスが喜ぶって勘違いに繋がった」的なこと言ってて確かになぁと思った。ほんの少しのやり取りでキャラどうしの関係性がよく見えるって演出うまい。

 

 

 

うーんもっと脇役まで書きたいんだけど長くなっちゃったのでこの辺にしておきます。

一緒に配信されてる「ストレンジャー・シングス ビヨンド」がファンにはたまらない内容になってるので、もし見てない人はぜひ見てほしいです。

 


こんなに愛すべき作品に出会えたのすごくすごく嬉しい。

S3が配信される今年の夏が本当に楽しみになりました。

【ネタバレあり】人智統合真国シン感想

fgo2部3章クリアしたので感想をなぐり書きしまーーーーーす!

恒例の注意事項

・下記の文章はあくまで一個人の「感想」であり「評価」ではない

・ネタバレありというかネタバレしかない

・長い

以上ご留意いただきたく

誤字脱字気づいたことあったら追記修正するかも

 

 

 

 


「紅の月下美人」配信されましたね~!introなんてサプライズもあったりして、待ってた甲斐のある面白さだった、うん

それではだらだらと感想を書いていきますよ

ネタバレありのありありなので未クリアの方はご注意ください

 

 

 

 

 

 

 


さて、もうさっさとヒナコちゃんの正体について触れちゃいましょう

かの項羽の寵愛を受けた女性、虞美人でしたね

これね~、序章でクリプターの簡単なプロフィールが紹介されてヒナコの担当する異聞帯が中国だと確定した時点で考察してた人がいたのがほんとすげーなと思いましたよ

・「芥ヒナコ」→「芥雛子」→「ヒナゲシ」のアナグラム(ヒナゲシ虞美人草の異名をとる花)

・ドクターの健康診断を拒否してた

・植物科出身

もしヒナコが虞美人だったとしたら項羽ぜったい出てくるじゃん…なんてぼやっと考えてたけど、まさか宝貝由来のメカとして登場するとは思わなかったよ…しかも山ちゃんだし…

クリプター勢は思ってたより濃ゆーいキャラ揃いですな~

 


それでは各キャラの印象とかシナリオについて書いていきます

カルデアメンバー‥「深夜のスイーツ欲」に負けた結果毒により衰弱する主人公と所長。所長はヒロイン、いいね?…いやもうあざとさすら感じるくらい良いキャラなんだけど所長…。最初はグーで裏読みすぎてチョキ出すとかアホ可愛いなのかね君。マシュは今回ちょっと元気なかったねー。気持ちは分かる。そして攫われても全く危機感のない境界性ロリ&ホムの頼もしさ。あとムニエルくんが反応してたからキャプテンは男の子だと思われる。

・叛逆三銃士のみなさん‥モーさんはやっぱ味方だと頼もしい。シンプル脳筋バカ(褒めてる)好き。スパさんは「言葉は喋れるけど通じてはいない系バーサーカー」の本領発揮してて良きだった。始皇帝と対峙したときのケーカさんとあわせて「人間としての自由と可能性」について言及してたの素晴らしいし全面的に同意。ケーカさんはこれぞ英霊という生き様(いやさ、散り様)だったのとてもかっこ良かった。

陳宮さんと馬の人‥馬の人は出オチすぎて笑った。いったいどこのジャ○リパークから来たというのか…。ブケファラスも単体で座に登録されてるってどこかで読んだのでこういうのもアリだよな~、そんくらいの逸話はあるからネ!一部で「グリリ馬」って呼ばれてるのほんと笑う。陳宮さんも良いキャラだったから(ツッコミ役的な意味で)もうちょっと出番欲しかったな~。立ち絵だけだったけどそのうち実装されるのかしら?


蘭陵王&秦良玉‥蘭陵王はCMに登場したセイバーだね~。ジュー○スではない。二人とも元ネタとなった人物についてあんまり知らない(秦良玉にいたっては名前も初めて知った)ので書けることが少ない…のですが、面白い性能なのでぜひ使ってみたいというのはある。冒頭の蘭陵王と虞美人のやり取りは、虞美人の人となりが少し分かってクリアしてからジーンときた。

韓信‥私でも名前知ってるくらいすんごい武将だと思うんだけどどうしてこうなった。でも根っからの戦オタみたいなとこも描かれてて良かった。カルデアに来たらくろひーと仲良くなりそうと思いつつ解釈違いでモメたりしそうな気配がする。

・衛士長‥おや?なんだか塗りがアルコさんっぽい人が出てきたぞ?まぁゆーてネームドじゃないし舐めプパで勝てるやろ…とか思ってたらクリ殴りであっという間に殺処分されたんですけどアナタ殺書文先生じゃないですかやだーッ!なにモブのふりしてんだあんた!超かっこいいやんけ!はやく実装していただきたい。

・コリャンチワワ‥性悪ビッチムーブをこなしながら受けた義理は後腐れなくキッチリ返すの良いですね~、こういうキャラ好きだよ。中国が舞台だし今回こそガッツリ敵対するかなと思ったらそうでもなかったね。コヤンスカヤちゃんはもう毎回ちょっかい出してきてほどほどにストーリーを動かしてくれる役回りになるのかなー。


項羽‥中学か高校で習いますよね~、「項羽と劉邦」。漢詩だったから高校だったかな?あの類まれなる無双っぷりとそれ故の孤独を型月的に解釈するとこうなるのかと感心しました。グっちゃんの想いを理解し受け止めつつも、やっぱり虞美人のためにも世界を滅ぼされるのほっておけない(意訳)とか言い出したときは「男って…ほんとバカ…」って思いましたね。ああいうとき世界なんかどうなってもいいから側にいてほしいんだよ女は。でもグっちゃんはそんな項羽だからこそ愛してしまったんだろう。見た目がすごく好みでさっそくガチャガチャして運良く来てくれたんですけどまぁ雑に使っても強い強い。スキルレベル上げるためにドゥオドゥオイーシャンくんをいっぱい破壊したいと思います。

・虞美人‥2000年同じ人を想い続けるのってすごくない?しかもせっかく再会できたのに項羽にまたあの台詞言わせちゃった…ってなったの切なすぎた。2章とはまた違う純愛見せてもらったぜ。余談ですけど、「不老不死」ってみなさんどうですか?人間の命は限りがあるからこそ輝くっていうのも頭では分かってるんですが、個人的には不老不死めちゃくちゃ羨ましいです。だってこの世の面白いこと楽しみつくすには命いくつあっても足りないし…。何千年も生きたら精神擦り切れちゃうかなぁ…。なってみないとその喜びも苦痛もちょっと想像しきれないですね。


始皇帝‥「人智統合真国」ってタイトルから「思考や知能を並列化された人類がカルデア一向に立ちはだかる」ってイメージだったけど中身は真逆でしたね。実際に遊んでみると確かにこのタイトルどおりだった。で、こういう王様メーター振り切ってるキャラクター大好きすぎる。ギルとかオジマンともまた違った魅力がありますね。というか魅力しかないですねこの人。全身魅力マンかよ。ときどきお茶目さんな口調になるの超好き。で、なんか「ゆりかご」みたいな支配者だなぁと思った。あそこまで超越した思考を持ってて神様ぶらないのも良い。でも世界を平定するためには「人」は自分ひとりで良いってことで、こちらの史実でも知られる「焚書坑儒」的なことをやってたわけですね。結果、知を奪われた民は進化の機会を奪われて「行き止まり」になっちゃったんですけど…。ところで私は型月作品網羅してないので「アラヤ」と「ガイア」について詳しく知らないのですが、「人類の命運を司るのがアラヤ」「星の命運を司るのがガイア」って認識でいいのかな?この場合、こういう行き止まりの歴史を剪定事象として枝分かれさせるのはどっちの意思なんだろう。アラヤかな?よく分からん。

 


今回はわりとあっさりめのストーリーだったかなと思いました

面白くなかったって意味じゃなくて、舞台もあんまり閉塞感ないし、ほとんどのキャラが良い意味で迷いのない言動しててさらっと読めた

パツシィとかゲルダ的なポジションのキャラがいなかったのもあるかな

もう「勝ったほうが正義」としか言いようがない展開になってきたなという印象

まぁ2章の感想のときも書いたけど、人間にとってどういう選択が正しかったのか、答えは未来にしかないからね

それを託された主人公たち…がんばれな…!

 


そういえばグっちゃんのプロフィール偽装についてマリスビリーの話が出てきたけどやっぱ怪しすぎるよねこの人

ストーリーが始まる前に死んだって言われてるキャラは怪しいんだよだいたい

キリシュタリア様のところで何か分かるかな

フォウくんも順調に知性取り戻しつつあって嫌な予感しかない

あ、空想樹の名前は実存する銀河の名前から取られてるのが確定情報として出てきましたね

名前だけ取ってるのかと思いきや…まるっとそのエネルギーが詰め込まれてる(のか、繋がってるのか)ようで…エリア51の名前も出てきたし…我々は何と戦ってるんです…???

 

 

 

さて、introと本編で明らかになったこともあり、さらに伏線と思われる描写もあったり、どんどんストーリーが膨らんでいってるわけですが!次は!いよいよ!ぺぺさんの異聞帯!正直一番楽しみ!ぺぺさん好き!顔が!

「ユガ・クシェートラ」ってタイトルも出てきましたね…え、クル・クシェートラじゃないんだ~…「ユガ」ねぇ…紀元前なのか紀元後なのか不明になってるのと関係あるんですかねぇ…

うーん…うーん…四角…ムーンセル…創世と滅亡…輪廻…目覚めた人…まぁよく分からんけどとんでもない話になりそうなのは間違いない(適当)

ぺぺさんは今まで人当たりよく書いといて、いざ本編ではエグいエピソード入れてきそうなので心の準備しておきます

アメリカン・ホラー・ストーリーを雑に紹介するよ!

アメリカン・ホラー・ストーリーについて紹介しますなんつって、もう半年経ってしまいましたね…もう2018年も終わるのか、早っ!


ということで、先日シーズン6も見終わったことだしちょうど良い機会なのでアメリカン・ホラー・ストーリー(以下、AHS)をご紹介したいと思います

 


 たしかレンタル屋でジャケットが目に入ったのが観るきっかけだったかなと思うんですけど、こちらがそのジャケット

ん~、スタイリッシュ

妊婦と思われる女性の上に逆さで佇むラバースーツ…もう美しさすら感じますね

イメージビジュアルもお洒落なんですのよ

それもそのはず、このドラマは女性の視聴者をけっこう意識してるみたいで、言わば「スタイリッシュエロホラー(※公式名称じゃないよ!)」な感じなのです

 
で、AHSを手がけるのはあの『glee』のライアン・マーフィー

これは!もう!面白いに!決まってる!

AHSは今のところシーズン7まで制作されてますが、シーズン毎にストーリーが一新される(ホラー・アンソロジー)ので、洋ドラにありがちな「なんか話長くてよく分からなくなってきた」がないんです!!

もうひとつ面白いのが、シーズンが変わるとストーリーもキャラクターもスパッと変わるのですが、出演してる俳優はほとんど同じなところ

なので、前シーズンで慈愛に満ちたキャラをやってた人が次のシーズンで殺人鬼になってたりもします

演技の振り幅すげーな

どんどん見続けているとたぶんお気に入りの俳優ができると思うので、「次はどんな役で出るのかな?」って楽しみ方もできます

 

お次はAHSはどのシーズンから見ればいいの?って話なんですが、シーズン1から見れば間違いない

…が、ぶっちゃけどこから見ても面白いです

FFと同じだネ!

手っ取り早く「好みそうなやつから見たい!」って方のために、各シーズンの特徴とめっちゃ簡単なあらすじを紹介していきますよ~

特徴は(独断と偏見により)「セクシー度」「ホラー度」「グロ度」を「★」の数で表しますね

(個人的にジャパニーズホラー的な怖さと、スプラッター的な怖さは違うと思ってるので、ホラーとグロを分けました)

 

シーズン1・呪いの館

セクシー★★★★ ホラー★★★ グロ★★

ボストンからロサンゼルスのとある屋敷に引っ越してきたのは、「ハーモン一家」。

精神科医を営む夫ベンの浮気、妻ヴィヴィアンの流産、娘バイオレットの自傷癖…。問題を抱えた一家は新しい土地で家族関係をやり直そうとしますが、屋敷に到着した一家は不動産屋から「以前住んでいた住人は変死した」という事実を知らされます。

図々しい隣人、大火傷を負った謎の男、病んだ青年との出会い。そしておかしな出来事が次々と周りで起こりはじめ、一家は屋敷にまつわる幽霊たちについて知ることになるのです…。

→記念すべきシリーズ一作目。一話からテンポ良く進んでいきます。ジェシカ・ラングの演技がほんとうにクセになる。シーズン6まで見て思うのは、シリーズの導入としてめちゃくちゃ出来が良いなと。

 

シーズン2・精神科病棟(原題:Asylum)

セクシー★★★ ホラー★★★ グロ★★

次の舞台は、閉鎖的で鬱々とした空気が漂う"ブライヤークリフ精神病院"。殺害した女性の皮を剥いで作ったマスクを被った殺人鬼「ブラッディ・フェイス」が収監されていると知った記者のラナは、取材のため精神病院を訪れます。病院を管理するシスターに無理やり入院させられたラナは、ブライヤークリフで信じられないものを目にしていくことになります。1960年代アメリカの、恐ろしい精神病院事情にも触れているお話です。

→精神病院で起こる怪奇現象を描きながら、実際に行われていたであろう「ひでぇ話」を織り交ぜています。過去と現在の話をうまく切り替えながら、精神病院で何が行われてきたのか語られていく今作。ほんとうに怖いのは生きた人間だよね。

 

シーズン3・魔女団(原題:Coven)

セクシー★★★ ホラー★★★ グロ★★

突然不思議な力に目覚めてしまった少女「ゾーイ」は、親元を離れニューオーリンズの寄宿学校に入ることになります。そこに集まっていたのは、ゾーイと同じく不思議な力を持つ少女たち。彼女らは"セイレム魔女裁判"を生き延びた魔女の末裔であり、自らの命を守るため寄宿学校で力の使い方を学んでいたのです。そこへ現れた「血塗られた貴婦人、マダム・ラローリー」や「ブードゥーの女王、マリー・ラヴォー」。魔女たちの生き残りをかけた戦いが始まります。

→呪いの館で娘役をやったタイッサ・ファーミガが再び主人公として登場。ゾーイの同級生たちがみんなまさに「ティーンエイジャー」って感じのスレかたをしていて、少女たちの群像劇として見ても面白いです。このくらいの年の頃って、自分が世界で一番!って信じて疑わないものなぁ。ある意味とても眩しい。そして個人的には魔女団バージョンのOPが一番好きです。ブードゥー怖い。でもマリー役のアンジェラ・バセットはほんと美人。

 

シーズン4・怪奇劇場(原題:Freak Show)

セクシー★★★★ ホラー★★★ グロ★★★★

1950年代、フロリダ。"普通の人"とは少し違う外見の人々に対し、まだ偏見が激しかった時代の物語。とある事件により発見された結合双生児ベットとドットは、世間からの奇異の目を逃れるように病院に収容されていました。そこへエルサ・マーズという女性が現れ、二人へショウビジネスの話を持ちかけます。エルサに導かれた二人がたどり着いたのは、変わった身体の人たちが集まる「見世物小屋」でした…。

→みんなのトラウマ殺人ピエロが出てくるよ!おばけ的なのも出てくるけど殺人ピエロが一番怖い。血と鉄サビの小汚い感じもめちゃくちゃリアルだし怖い。というか色々怖い放送コード的なものが。AHSにはタブーという概念はないのか。ジェシカ・ラングはエルサ役でAHSを卒業。あとマニアックなエロスを感じる作品。

 

シーズン5・ホテル(原題:Hotel)

セクシー★★★★ ホラー★★★ グロ★★★

男女の惨殺死体についての事件を調査していたロサンゼルス市警の刑事「ジョン」がたどり着いたのは、レトロな雰囲気漂う"ホテル・コルテス"。ジョンはこの場所で、現実か幻想か分からない不思議な体験をしていきます。1920年代の建築当初から続いてきたコルテスの血の歴史。閑散としながらも狂気に満ちたホテルの物語が紐解かれていきます。

→おまちかね、ガガ様が吸血鬼ご婦人として登場だ~!あれ、この人マジで生き血とか吸ってないよね?ってくらいハマってます。あとマット・ボマーの肉体美がいっぱい見られる。シーズン1から出演してるデニス・オヘアがゲイの役で登場してるんだけど、その立ち振舞いの美しいこと…。"ホテル"はシリーズで一番妖艶な雰囲気がありますね。

 

シーズン6・体験談(原題:Roanoke)

セクシー★★ ホラー★★★ グロ★★★★

ドキュメンタリー番組「ロアノークの悪夢」で語られるのは、若い夫婦「シェルビー」と「マット」が引越し先の古い洋館で体験した世にも恐ろしい出来事です。番組は二人の証言を元に、本人役の役者を使い再現VTRを作成。夜空に赤い月「ブラッディ・ムーン」が昇るとき、この世に干渉する力を得た怨霊たちが洋館に押し寄せます。

→今作は16世紀に実際に起きた「ロアノーク植民地の集団失踪事件」をモチーフに、ドキュメンタリー番組とその再現VTRという劇中劇で構成されています。まーその映像のグロいこと。惨殺シーンに時間使いすぎて怖いというより正直「もう分かったから次行って?」って気分になっちゃった。でもオチはAHSらしくて好き。

 

シーズン7は「カルト」ってタイトルで、大統領選挙に絡めたなんやかんやの怖い話らしいのですがまだ見てないので省略します

どれが一番おすすめか?っていうのは、どのシリーズも違う面白さがあるのでコレ!とは言い難いのですが、個人的に好きなのは魔女団と怪奇劇場ですね~

そういえば、シリーズ通して「親(特に母親)と子の関係」っていうのが下敷きとしてテーマに組み込まれてることが多いかなって思います。「親だって人間なんだから色々あんだよ」って遠慮無く言える洋ドラ好きです

あとはライアンマーフィーのドラマらしくLGBTの方たちもいっぱい出てきますね

この辺の描写もけっこう容赦無いです

ホワホワさせるんじゃなくて、賛美も罵倒も正直に描いてるのが逆に清々しくて好感持てます

吹き替えの声優さんも上手い人ばっかりなので、吹き替えで見るのもおすすめですよ~

 


さてさてAHSシリーズを雑に紹介してみましたがいかがでしたかっ

女性だけじゃなくてもちろん男性も楽しめるドラマになってるのでぜひお楽しみくださいね~!

極度にホラー苦手って感じじゃなければ大丈夫だと思います。たぶん。グロは強め。眠れなくなったらごめんね。まぁ、面白くて眠れなくなっちゃうと思うけど!

 

追記:ほんとはキャストについても色々語りたい。